荒尾干潟での漁業

アサリ漁

荒尾干潟で取れるアサリは今では珍しい天然100%のアサリです。
他の地域では、稚貝を輸入したりしていますが、荒尾干潟では天然にこだわり、
大切な湿地の生態系を壊すことがないように心がけています。

アサリと海苔は実は密接に関係しており、アサリの量が多くなれば、
赤潮の原因ともなるプランクトンを食べて育つので、
海の水質を守ることができ質の良い海苔を生産することにもつながります。

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アサリ漁の様子

機械化が進んでいる現代では、アサリ採りも機械でと採ってしまうところが多いみたいですが、荒尾のアサリは、正真正銘の昔ながらの手掘りで行われます。
アサリは、ガンヅメやジョレンを用いて漁獲されて います。
漁獲されたアサリは、ユリメを用いて漁協の漁獲サイズに殻幅に選別されます。その後、殻や石、他の貝や蟹を熟練の漁師の手によって丁寧に選別し、全国の消費地へ出荷されています。

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荒尾干潟のアサリ漁を動画で紹介

アサリ漁での荒尾漁協の役割

荒尾干潟では古くからノリの養殖やアサリ漁が営まれてきましたが、近年、土壌の性質の変化によって、資源の減少などで漁獲量が減少しています。
そこで、荒尾漁業組合が中心となって1988年ごろから、干潟の耕耘や覆砂などの再生事業を行っています。
また、アサリを保護することで、稚貝着底の促進や波浪・潮流を弱めることによる稚貝流出防止、干潮時の保水力保持による斃死防止などを図る取り組みも行っています。

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アサリ 旬カレンダー

日本のアサリは、海水温が20℃前後に為ると産卵が始まり、春の放卵は海水温が19℃〜4℃に成ると放卵がはじまり、秋の産卵は海水温が23℃〜15℃に成ると、放卵が始まります。
アサリの旬はその産卵を控えた春先と秋口にもっとも身が肥える時期です。また、荒尾干潟では毎年ゴールデンウィークの時期に期間限定で潮干狩りを楽しむことができます。

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アサリのおいしい食べ方

アサリは、ビタミンB12をはじめ、タウリン・鉄分が豊富で、動脈硬化予防や疲労回復、貧血にも効果があるとされる優秀な食材です。
様々な料理方法があり、酒蒸しやバター焼き、吸い物、パスタなどバラエティー豊かな味が楽しめます。

【アサリの砂抜き方法】
アサリは育った浜の海水で砂抜きするのがもっとも効果的ですので、潮干狩りに行くときは海水を持ち帰るためのペットボトルを用意しておくと便利です。
海水が手に入らないときは、海水より少し薄めの塩水(3%程度 水200mlに粗塩6g)に浸けて砂抜きします。
新聞紙を被せて冷暗所に6時間ほど置き、砂出しが終わったらアサリをこすり合わせて流水でよく洗います。

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潮干狩りイベント

荒尾漁協では、毎年ゴールデンウイークに観光潮干狩りを開催します。
荒尾産天然アサリの味は絶品です。ゴールデンウィークのお出かけはぜひ、荒尾漁協の潮干狩りにお越しください。

開催期間や時間、入漁料など詳しくはFacebookページでご確認ください。

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